■「朝ズバッ!」完全勝利宣言…朝の情報番組で10月平均視聴率トップ-サンスポ
TBSで平日早朝に放送している「みのもんたの朝ズバッ!」が、ついに月間平均視聴率10%を超えて、トップに立った。10%を超えるのは「ビッグモーニング」(Wikipedia)以来と思われる。
もともとTBSは朝には強かったのだが(といっても「おはよう720」時代以降)、ビッグモーニングが終わってからというもの、鳴かず飛ばず状態で、テレビ東京を除く民放各局の中では最下位という状態が続いていた。
そこで、人気司会者のみのもんたが司会をしている、土曜朝の「サタデーずばっと」が好調なのをうけ、これを月〜金に拡大して始まったのが「朝ズバッ!」である。
初回こそ視聴率は良かったが、その後は低落傾向。「半年で打ち切り」の話もあった。しかし、今年に入ったあたりから視聴率は上昇し、ついに10%を超えた。
かつて、NTVの「ズームイン!!朝!」が平均視聴率20%を超えていたころは、朝の時間ということを考慮してか、一つ一つのコーナーがテンポよく進んでいたものだった(3分サイクルという話も)。そのため、いくつかのサイクルをまとめて30分ごとに同じような内容のニュースや芸能情報、お天気、占いなどのコーナーがせわしなく進んでいくというスタイルが蔓延した(めざましテレビ)など。
朝ズバッ!も、当初はせわしないコーナー編成だったが、むしろこれらを廃したことで視聴率は上昇した。そして、「占い」やどうでもいい芸能情報は他局に徹底的に任せて、主に社会が興味・関心を持つニュース的話題をとことん追求するという形になって、落ち着いている。
結局、「朝のホットライン」のような、朝らしいワイドショー気質(といっても、当時のワイドショーと現在のワイドショーは質が違う)を取り込んだ番組編成の方が今の時代には合っているのかもしれない。その意味で、「ズームイン!!SUPER」や「めざましテレビ」、「やじうまワイド」のとる手法は時代遅れなのかもしれない(もっとも、やじうまワイドは次番組「スーパーモーニング」との相互連携を図っており、ニーズに合わせて柔軟な対応ができるので、前2者と一線を画しているといえる)。
ついにトップに立ったTBS。他の民放各局の巻き返しはあるのか。
各局のこれからの動向を、しっかり見守っていきたい。