2006年10月22日

山中氏の決断

01:56 AM / カテゴリー: メディア / コメント…(0件)

山中秀樹元アナがフジ退社−爆笑問題の事務所へ所属-サンスポ

山中氏はこの7月からアナウンス部を離れており、「生涯一アナウンサー」を公言していた彼としては、CSチャンネルや、一部バラエティ番組では引き続き出演を続けていたものの、多分に煮え切らない部分があったのかもしれない。

アナウンサーという職種は、実は平社員と同格である。そのため、放送局において勤続年数が長くなるほど、役職が上がっていくために、声を出す仕事から遠ざかるのが一般的である。まだその放送局に「アナウンス部」があれば、アナウンス部長などといった立場も可能だが、それ以上の位になる場合は、やはりアナウンサーをやめなければいけない場合も出てくる。
但し、定年までアナウンサーを続けた方々も少なからずいる。それは、NHKのアナウンサー(これは相当数いる)、そして民放においても、ラジオ放送をやっている局か、或いは野球実況などの特殊な技術を要する場合が多い。民放キー局で言うと、元TBSの石川顕アナウンサー、元日本テレビの小川光明アナウンサー(余談だが、先日中央大学法科大学院の新司法試験合格者祝賀会・激励会の司会を務められた)などである。また、偉くなってもアナウンス室長、あるいは役員待遇などでアナウンサーを続ける例もある。フジテレビが多く、岩佐徹元アナウンサー(→WOWOW)、永島信道元アナウンサーや、野間脩平元アナウンサー、そしてメディア事業本部役員待遇専任局長を務めた露木茂元アナウンサー他である。

このように、フジテレビは男性アナウンサーの待遇は比較的良いため、他のキー局に比べてフリーランスのアナウンサーになる人は極端に少ない。男性アナでフリーといえば、ぱっと思いつくだけでもNHKは高橋圭三、宮田輝、八木治郎、…草野仁、森本毅郎、大塚範一…と枚挙に暇がない。日本テレビも志生野温夫、小早川正昭、徳光和夫、福留功男、福沢朗、そしてYTK日記でも記事にした小倉淳など、TBSも久米宏、大沢悠里、松宮一彦、生島ヒロシ、小島一慶、下村健一、すんでのところで山本文郎など、テレビ朝日は古舘伊知郎、辻よしなり、朝岡聡、押阪忍などであるが(以上敬称略)、フジテレビの場合は逸見政孝氏(故人)しか思いつかない。なお、松倉悦郎氏も定年を前に退職したが、僧侶となっており、フリーアナウンサーではない。

しかし、山中氏はフリーの道を選んだ。やはり、「生涯一アナウンサー」をやるためには、ギリギリの決断だったのであろう。
個人的なイメージとしては、山中氏は報道でも2番手か3番手の位置にいて(例えば、FNN DATELINE→NEWS COMの週末版、FNNスーパータイムの週末版、ニュースJAPAN WEEKEND)、中途半端な感じがした。上に挙げたフリーアナと比べると、殆どの人に比して知名度は劣っていると言わざるを得ないだろう。
しかし、ポンキッキでの山チューアナはひときわ光っていた感がある。彼はそれに賭けたのだろう。所属が爆笑問題と同じ「タイタン」に決まり、良いスタートが切れそうである。
たしかにこの後の道は厳しいかもしれない。しかし、夢、そして目標を追い続ける彼を応援しないわけにはいかないと思っている。とにかく頑張って欲しい。

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