普通ゲンダイは信用しないことにしているが、
視聴率は客観的データなので、一応載せておく。
ただし、記事の中身はいまいち信憑性がない。視聴率は10%に満たないとはいえ、激しく乱高下している感じがする。
■「説明できますか」が視聴率ボロボロ
最近7時台の「2階建て構造」がめっきり減った。
「2階建て構造」とは、30分を区切りとして前半、後半をそれぞれ別番組にするという編成の仕方である。
現在は、NHKが前半はニュース、後半を「クローズアップ現代」にしている他(月曜〜金曜)、民放ではアニメ番組を放送する時間帯がそうである。たいてい、前半も後半もアニメである(日本テレビなら、「ブラックジャック21」/「名探偵コナン」、テレビ朝日なら「ドラえもん」/「クレヨンしんちゃん」)。一昔前は、7時代はこの2階建て構造が当たり前だった*。それは、NHKのニュース(30分)が強かったこともあろうが、子供向けには1時間という尺は長かったという面もあるのだろう。とくに印象的なのは、日本テレビ系が「追跡」を月曜から金曜まで19:00〜19:30に放送しており、ウィークデーは全日2階建てにしていたことである(1988〜1994年)。
しかし、TBSは核となるアニメ番組が極端に少ない。このため、最後まで残っていた金曜7時枠のアニメが終了した後は、(同局で)7時台にアニメが来ることはしばらくなかった(と思う)。
ただ、周知の通り去年から「まんが日本昔ばなし」が水曜7時台に再登場することになり、何を持って来るのかと注目していたが、持ってきたのはクイズ番組であった。
しかし、クイズ番組を初めとして最近のバラエティー番組は1時間(正確には54分)が主流であり、とくに30分尺のクイズ番組は現在、ゴールデンタイムには皆無である(例えばNHKの「クイズ日本の顔」はプライムタイム、ABC「アタック25」は日曜昼1:25〜である)。
原因としては、1つのクイズについて取材に取材を重ねることが多くなり、その分放送時間を長くせざるを得なくなったというところだろう。この番組も、30分で2問しかクイズを出せなかったことに難点がある。現に、昔の30分尺のクイズ番組を振り返ると、「アップダウンクイズ」「クイズダービー」「タイムショック」「ヒントでピント」などは、放送時間は30分ながらかなり多数の問題が出題されており、これを60分でやると長すぎる感じがする。
これを象徴するのが「クイズ!年の差なんて!!」である。1988年10月の番組開始当初は、アニメを受けて30分番組でスタートしたが(問題は5問で、2問がアダルト問題、2問がヤング問題、もう1問が共通問題)、人気が上昇して1時間番組となった(1990年10月以降)。
30分枠時代はそんなにあわただしいという感じがしなかったが、1時間枠になって以降、フジテレビがプロ野球中継を7時30分からに繰り下げて放送した時期は、この番組は30分に縮小された(「クイズ!年の差なんて30」、ちなみに試合が雨で中止になると1時間の枠に戻るので、出演者のファッションが季節に合ってないことが度々あったように記憶している)。その際、著しく物足りなさを感じたものである**。
ちなみに「年の差なんて」が引っ越した後は、神経衰弱をコンセプトとした「クイズ&ゲーム太郎と花子」、更に「クイズ!超選択」に引き継がれたが、視聴率が伸び悩んだこととネタが尽きたこと(一部の説)より、ここでフジテレビのゴールデン帯30分クイズ枠は途絶えることになる(その後番組は、「タモリのボキャブラ天国」)。
それはともかく、同じTBSのクイズ番組である「ぴったんこカン・カン」も30分枠から(止むを得ず)1時間枠に拡大した上、内容がとてもクイズとは言えない代物になってきており、30分という尺では今の時代にクイズ番組を、しかもゴールデンタイムには出しにくいというのがわかる。だからと言って代わりになる適当な番組もないようだし、悩みどころではある。
「まんが日本昔ばなし」の再放送が各方面で評価されているだけに、後番組の工夫が待たれるところだ。
*もっとも、フジテレビは、当初9時台に放送していた「スター千一夜」を、1969年以降19時45分からの15分枠で放送していた。同様に帯番組として「クイズグランプリ」(19:30〜19:45)があり、このため1981年まで、同局ウィークデーのゴールデンタイムは3階建て構造となっていた。
**番組は数度のリニューアルを経て1994年9月をもって終了したが、来月復活特番が放送される予定である。司会は藤井隆とMEGUMIであるが、当時司会の桂三枝・山田邦子とも、当然芸能活動を続けているのでこの人選には納得いかない(もっとも、山田はアダルトチームの司会に回る年になってしまったが)。同様の傾向は、「なるほど!ザ・ワールド」にも言える(復活特番の司会が爆笑問題)。