2006年5月20日

衝撃のホームラン

10:39 PM / カテゴリー: スポーツニュース / コメント…(0件)

今日のプロ野球交流戦で、楽天対巨人は9回裏、1アウト1塁・2塁から4番フェルナンデスが左越え3ランを放ち、楽天が逆転サヨナラ勝ちした。

楽天ファンのYTKは当然喜んだが、HRを放つ前のフェルナンデスの手に目が行った。
「うを、明らかにタイムを要求している」

そう、フェルナンデスは巨人の抑えピッチャー豊田が1球目を投じる直前、審判にタイムを要求していたのである。
しかしそれは認められず、投球は続行。
「いいや、認められないしどうせなら振ろう」と思ったのかなんだか知らないが、
むちゃに振ったバットにちょうど甘いフォークが来た。
それを掬い上げて見事にホームラン。

おみそれしやした。
これを狙ってたら、明らかに空振りだったろうに。たまたまタイムを要求したおかげで、それだけバットが出るタイミングが遅れ、そこにうまい具合にボールが来て打ったらフェンス越えてサヨナラ、ということになったのである。これで豊田は今シーズン初の救援失敗となってしまった。

私の中では衝撃のホームランとして記憶に残ることになろう。

しかし本題はこれからで。
私の中で一番衝撃だったホームランは忘れもしない1998年5月15日のオリックス対ダイエー(当時)戦で、ニール選手が1回裏に放ったホームランである。

ニール選手は、貧打にあえいでいたオリックスの中で、数少ないHRが期待できるバッターだった。彼は主にDH(指名打者)として試合に出場しており、この日もすでに出場選手の交換も終わっていたが、ニールは試合直前に突如胃腸の調子を崩し(風邪とのこと)トイレから出られなくなり、すぐにでも病院に行かなければならない状態となった。

しかし、DH(指名打者)制度では、少なくとも打席に一度は立たなければならない*ことになっている。相手側の王監督の了解を得ようとした仰木監督は、かような公式記録員の指摘を受けて、やむなく彼をそのまま先発出場させることになった。

当時高校生だった私は、運よくこのテレビ中継をBSで見ていた。
1回裏、2アウト1塁(だったような気がする。違ってたらごめんなさい)で彼の打順が回ってきた(1塁ランナーはイチローだったかどうか不明)
普通なら、ここで長打を放って先制、と行きたいところが普通だろうが
実況アナウンサーは「とにかくここは三振でもなんでもいいから早く終わって帰ることですよね」
「ここで下手にヒットなんか打っちゃったら…」(実際は、代走が出るだろうが)

まぁ私も三振すると思ったさ。

ところがニールはなんと初球をホームラン。
ホームランを打った選手は普通ゆっくりベースランニングをするものだが、状況が状況だけにニールはホームランを放ったかと思うとランナーを追い越さんばかりに全速力で疾走。
ホームベースを駆け抜けると選手たちとのタッチもせずに、ダッグアウトのトイレまで走っていった。
そしてめでたくニールは藤本と交代した。ニールはそのまま車で病院に直行したそうだ。

なお試合は、13−2でオリックスの圧勝。勝ちは木田、負けは吉武。

*DHが打席に立つ前に、相手チームの先発投手が降板すれば別であるが、そのようなケースはごく稀である。

参考

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