2005年10月31日

189 「王将」村田英雄

10:47 PM / カテゴリー: レコメン / コメント…(0件)

今日からレコメン新シリーズ。
私が見るのは大好きな将棋をテーマにしたいと思います。
先般ご承知の通りやるのはど下手なので、勝負を挑まれてもやる気もしません。
あしからず。
で、将棋をテーマにするといっても、ぴったり来る曲はあまりないので、
たいていの曲は将棋に関係ないかもしれません。
すなわち、駒名に関係のある曲を選んでいくということです。

将棋の駒には
「王将(玉将)」「金」「銀」「桂馬」「香車」「飛車」「角行」「歩」があります。
敵陣3列にこれらの駒が入りますと、「王将(玉将)」「金」以外は成ることができます。
成ると「金」と同じ動きをすることができますが、「銀」「桂馬」「香車」については、成ると特徴のある動きができなくなってしまうので、あまり旨みはありません。
「銀不成」という言葉を聞くのはそのためです。ななめ後ろは、銀は下がれますが金は下がれないのです。
「歩」も成ると「金」と同じ働きをしますが、これは後ほどのレコメンで詳述します。
そして「角行」「飛車」が成ると、今までの動きに加えて、進めない方向にも(飛車なら斜め、角なら縦横)1マス進むことができ、かなり強力になります。だからというわけではないのでしょうが、「角行」は「馬」に、「飛車」は「龍」と呼び名が変わります。(正しくは「龍馬」と「龍王」らしい)

かなり説明が長くなりましたが、将棋に関する歌+駒名に付随する歌で200曲を目指していきたいと思います。
演歌、古い曲が多くなるのはしょうがないので、新しい曲が好きな方はしばらくご辛抱ください。

さて今日は、将棋にも、駒の名前にも関係する「王将」です。
亡くなった村田英雄大先生の代表曲でした。昭和36年発売。
当時はオリコンのような客観的な売れ行きデータをとる機関がなかったのですが、日本で初めてのミリオンセラーを記録したとも言われる作品です(春日八郎の「お富さん」という説もある)。
しかし、ミリオンセラーを記録するのに1年以上かかったので、レコード大賞は取れず、特別賞にとどまったのがいかにも残念という感じでした(同様に、西田佐知子(関口知宏のお母さん)の「アカシアの雨がやむとき」も、2年越しでミリオンヒットを記録して(不確実)、同じく特別賞を受賞したという話を聞いたことがある)。
詞の内容としては、王将・坂田三吉のエスプリといった感じで、決して多くは語っていないものの、三吉の真髄の部分をうまく描き出している感じを受けます。それを、船村徹先生の壮大な曲、そして村田先生の迫力のある歌声で、この作品が完成されたわけです。
とはいえ、実は作詞の西条八十先生は、実際の将棋盤・駒というものを見たことがなかったという逸話もあるそうです。つまり、紙の駒でしか将棋をやったことがなかったそうで、まさに息を吹いたら将棋の駒が飛ぶ、それは西条先生にとっては当たり前のことだったようで
ひょんなところからいい詞ができる、そんなものなのでしょうか。

将棋とは
王将碑
MIDI&歌詞

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