2005年1月15日

センバツ行進曲はサザン

12:42 PM / カテゴリー: スポーツニュース / コメント…(0件)

2005年のセンバツ行進曲が、サザンオールスターズの「君こそスターだ」に決まった。
サザンはうまい。これは一応アテネオリンピックの応援歌ということになっているが、サザンが「勝手に」応援したのであり、どこのテレビ局のテーマでもなく、公式応援ソングでもない。これが結果的に、どこの局でも流れ、アテネオリンピックの応援ソングとしては、実は一番売れた曲となった。そして、なんとセンバツの行進曲にまで選ばれてしまった。これは「うまい」以外の何者でもない。

ところで、センバツ行進曲は毎年「これは本当にマーチになるのか?!」という曲もあった。
私の記憶の中では、1985年の「星屑のステージ」が残っている。何しろ、テンポの遅い6/8拍子なのだ。6/8でも、きちんと行進曲になっている曲もある。「三百六十五歩のマーチ」(1969年/水前寺清子)は典型例である。しかしこの曲の場合は、マーチに親しむ「タッタタッタ」というリズムではなく、「タータタータ」というリズムなので、はっきり言って歩きづらい。もしテンポを上げると、この曲のよさが失われるので、非常に興味のあったところだが、結局マーチを優先して曲の良さは失われた。
あと、1999年の「長い間」、2000年の「First Love」も相当へんてこな編曲になった覚えがある。もともとがバラードなので。

歴代大会歌はこのとおりだが、昔もかなりマーチに親しまない曲が多かったことがわかる。
1975年の「おかあさん」(森昌子)は、「やせたみたいねお母さん」という、じんと来る詞だが、それがマーチになってしまうとなんだか嬉しそうに言っているみたいになる。「やっせたみったっい〜ね〜!」
みたいな。
1971年の「希望」(岸洋子)はもっと酷い。とても暗いバラードであるうえに、詞の内容も高校球児にそぐわない。高野連はタイトルだけで決めちゃったのではないか。さぞかし行進しにくかったであろうと思われるが、ぜひこの時の映像を見てみたいものだ。
ちなみにこの頃は、歌を歌った岸洋子は持病の膠原病で病床に臥しており、応援の意味も込めて大会歌に選んだのかもしれない。彼女はその年の秋には復活し、紅白歌合戦にもこの曲で出場。ひときわ大きな拍手をもらった。

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