■高校サッカー中継、ヤマ場で中断 日テレに抗議200件-朝日新聞
それなりにYTKが懸念していたことが起きた。
高校サッカーは、いわずもがな日本テレビ系の中継である。見たことがある方は思い出していただきたい。何か感じることはないだろうか。
そう、試合が40分ハーフなのである。普通、サッカーの試合が45分ハーフであることを考えると、5分短い。
つい数年前まで、YTKはこれは高校生がまだ身体の発育途上にあることからの教育的配慮なのだろうと思っていた。しかしよく考えれば、U-18はおろかU-15に至っても、45分ハーフがグローバルスタンダード。日本サッカーが世界で戦うのが当たり前になった現在、そんな配慮は無用であるどころか、国際的に通用するプレイヤーになるには有害でさえある。
そして実際においても、これが理由ではなかった。
実は、これは放送時間の問題なのだというのである。民放のテレビでゴールデンタイムにサッカー中継をするときのことを思い出していただきたい。必ず、延長がなくても10分間以降の番組が繰り下がるはずだ。これは、45分+15分(ハーフタイム)+45分=105分かかる試合では、せめて122分の放送時間をとらないと試合を完全に中継できないので、こうなっているのだ(その後短いニュースを読んで、午後9時の番組が10分遅れで始まるのが通例である)。
ところが、高校サッカーは、40分+10分(ハーフタイム)+40分と90分に収めることによって、115分という放送時間で、PK戦に入っても完全に試合は収まるというわけだ。
はっきり言うが、前述のとおり、このようなことはプレーする側に良くない。いくらスポンサーや放送時間枠の問題があるとはいえ、テレビ局の都合で試合時間を変えるというのはあってはならない話だ。
PK戦も長引けば放送時間も収まらないわけで、今回の場合はPKが5人終わっても同点だったために、最後まで伝えられず、しかも放送中断直後に試合が決まるという最悪の結果に終わってしまったため、苦情が殺到したものと思われる。日本テレビ側には猛省を促したい。
もっとも決勝戦では、普通のルールに則って、45分ハーフで行うらしい。最近そうなったようだが、どうせならば全ての試合を45分ハーフにし、15分ハーフの延長戦も行うことが望ましいと考える。
ちなみにCMのないNHKの高校野球は、そもそも標準試合時間というものがないため、午後4時開始予定の試合が5時を過ぎて始まるということがよくある。ナイターとなり、教育テレビを使ってまで試合を完全に放送するのはNHKならでは。YTKはいつまでもやるのかと思っていたが、さすがにそうではないらしく、午後6時を過ぎて前の試合を行った場合、新しい試合には入らないという規則があるそうだ。もちろんこれは、高校生に対する高野連側の教育的配慮である。
テレビのための時間調整というのは
プロではよくありますけどね。
高校生の試合でやってはいけませんね。
10分あれば、試合はひっくり返りますよ。
テレビ局も大変でしょうが
そこを何とかしてこそです。