レコメン、今回のテーマは「年末・紅白名場面特集」。
今日は1984年の紅白歌合戦です。
この年は、都はるみが普通のおばさんに戻る、つまり引退するということで始まる前から白組司会の鈴木健二アナが「感動の紅白」と銘打っていた紅白でした。
当初中盤でこの曲を歌うはずだった彼女ですが、最後に紅白では過去例がない、アンコールを彼女に歌わせるためにNHKは大トリに回したのでした。
しかし、彼女はあくまでこの曲を歌いきって終わるつもりでいたのでした。台本も真っ白のまま、NHK側の思惑と都はるみの意識が最後までずれたまま、本番に入ってしまいました。
そして彼女が「夫婦坂」の歌唱を終了。と、ここで鈴木アナが登場し、「私に1分だけ時間を下さい!」と都を説得。1分以上時間がかかったが、強制的に「好きになった人」のイントロが始まって歌唱となりました。そこまでは感動的でしたがが…。
ところが歌唱が終わった後、総合司会の生方惠一アナが、「もっともっと、たくさんの拍手を、ミソラ…」と彼女の名前の「都」を「ミソラ」と間違ってしまい、週間誌にたたかれる羽目に。結局彼はアナウンサーをやめざるを得なかったのも、紅白で語り継がれる珍場面であります。
ちなみにこの年の平均視聴率は78.1%(関東地区)。べらぼうに高かったのね。
「夫婦坂」 1984年9月30日発売 日本コロムビア
■歌詞&MIDI