2004年12月01日

真似してはいかんぜよ

12:26 AM / カテゴリー: 音楽関連ニュース / コメント…(0件)

こういうのが明るみになったのはめずらしい。
歌手・安倍なつみさん、エッセー集で盗作…発売中止か-読売新聞
内容は、小室哲哉やaikoの歌の歌詞の一部と見られる。
インターネット上での書き込みが発端となって盗作が疑われたそうだが、こんな書き込みは悪いけど、ゴマンとある。それを本人が認めてしまったということは、よっぽどまんまの詞なのだろう。そうでもなけりゃ、「いや、いい詞ってよく似るんですよ」程度で逃げられるのに。
本人は反省しているようだが、刑事罰も問われかねない著作権法違反という行為だけに、今後の芸能活動にも影響が出るのは必至。とりわけ、年末の去就が気になる。

続報
本日午後8時、彼女が紅白出場辞退をNHKに申し入れたとのこと。ユニットに変更はなく、松浦と後藤の2人での出演となるそうだ。

で、「盗作」という概念もなかなか難しい。
というのも、上でもふれたが、「盗作」と「剽窃」の区別がつきにくいからだ。
作曲の場合は、かなり前に言ったが、判例は「2小節を超えて同じ部分があり、4小節でかなり近似」していれば、少なくとも編曲権の侵害を認めている。
では詞の場合は。この場合、しっかりした判例はまだないようだ(「チューリップ」事件では歌詞の同一性が争われたが、そもそも前作の信憑性が薄い事案だった)。
今まで詞の同一性が一番騒がれたのは、間違いなくアン真理子の「悲しみは駆け足でやってくる」だろう。まったく同じような内容の詞が、前に発表されていたからだ。しかしこれも、裁判沙汰にはならなかった。

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