福島県民や山形県民に勇気を与えたバス会社が民事再生法申請。
今でこそ高速バスは「安い」という評判があり、よく使われるが、東北に限ってはバスが「速い」のだ。
仙台―山形便で見てみよう。
JRの場合、仙山線はどんなに速い快速でも、仙台-山形間は65分かかる。普通電車だと90分を超えることもままである。片道は1110円。優等列車(かなり古い言い方だ)は走っていないのでこれ以上の特別料金がかかることはない。4枚つづりで3000円の特別きっぷを買うと、片道750円になる。便数は、なんと単線なので1日15本程度。
これに対して、バスは広瀬通一番町から山形県庁間なら、おそらく50分あまりで到達してしまう。どんなにJRが電車を飛ばしても、バスに追いつけないのである。しかも、片道750円、往復で1400円。6枚つづりの回数券なら1回あたり600円という安さ。しかも便数は2社あわせて1日75本。これでバスを選ばないわけはない。
しかし、バスはこの会社が参入するまで、片道1000円、往復1800円という料金を十数年間据え置いてきたのだ(実際、バスに乗りながら本を読めない私は、当時は回数券の方が安いJRを使用していた)。その意味では、規制緩和によって参入したことに意義はあると思う。ただ、わずか半年で民事再生法とは…。残った在来会社は、再び値上げしてしまうのでしょうか。
法科大学院でも似たようなことが起こったりして。
◆富士交通が再生法申請 バス値下げ競争、収益圧迫-河北新報
◆おかげさまで大好評! 【山形〜仙台線】 運賃がさらにお安くなります-山交バス