2004年8月13日

107 「妖怪人間ベム」ハニー・ナイツ

10:39 PM / カテゴリー: レコメン / コメント…(0件)

レコメン夏休み企画第2弾はこの曲です。
およそ法律は、「人」を名宛人としていますが、実際のところどうなのでしょうねえ。
例えば憲法は「国民」は基本的人権の享有を妨げられないと規定していますが、外国人や法人には人権は認められるのでしょうか。外国人に関しては、制定過程のいきさつからして、外国人にもできる限り人権の保障を及ぼそうとするのが妥当とする権利性質説が判例・通説となっています。法人に関しても、享有主体が自然人としていないし、今日の資本主義社会における法人の役割増大を理由とすると、性質上広く法人の権利主体性を認める立場が有力です(八幡製鉄献金事件などに関して、これに反対する説あり)。
では、妖怪人間(ベム・ベラ・ベロ)には人権は認められるのでしょうか。
思うに、文言上「妖怪人間」となっている以上、彼らには人権があると解することもできますが、「早く人間になりたい!」と叫んでいることから、人間じゃないんじゃないのか…。サイトを見る限りだと、やっぱり変身して人間っぽくなるだけなので、動物みたいなものと考えるのが妥当のようです。とすると、やはり人権は認められないのでしょう。詳しくは、「空想法律読本」でも見てください(妖怪人間ではなく、ウルトラマンや仮面ライダーの人権享有主体性が載ってある)。妖怪人間って実はいいやつで、けっして人間には危害を加えずに、人間を救うため、人間を襲う霊などに攻撃を加えるんですってよ。ただ、「妖怪人間ベム」という名前なのに、実は主人公がベロだってのはどういうことなんでしょう。

しかし、人間と認められるか、否か(器物扱いとなる)だけで法律の世界ではこうも違うのかと思わされますが、今のところ実害はないからいいけど、多分数百年後には問題になってくると思いますよ…。

本日の参照条文
憲法 10条、憲法 11条、憲法 13条、憲法 14条
民法 1条ノ3、2条

歌詞&試聴
ちなみに、エンディングテーマ「ベロは友だち」も試聴可。
妖怪人間べム通信

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