2004年6月30日

085 「白雲の城」氷川きよし

11:32 PM / カテゴリー: レコメン / コメント…(2件)

区切りの85曲目は、多分みなさんが考えたであろうこの曲を選ばせて頂きました。

2000年、停滞しきっていた演歌界に彗星の如く現れたのが彼、氷川きよし。
最初は股旅物「箱根八里の半次郎」でデビュー。「今時股旅物なんて歌うのは珍しい」と、ビートたけしが名付け親になったということである。一応話題性はたっぷりだったが、ただそれだけで終わると思っていた。
が。
数ヶ月経って、世の女性たちが彼に夢中になっていると、そこここのワイドショーで騒がれるようになった。そして、おっちゃんたちがのど自慢で歌うようになった。更に、若い女性達も、演歌でも彼の歌だけは買うようになり、みるみるうちに売上が伸びていき、新人演歌では快挙とも言える50万枚の売上を達成。
演歌の新人賞といっても、ここ数年名前すら聞いたことがない人たちがひしめいていたが、彼は久し振りの大物だと感じたなあ。曲調は橋幸夫のデビュー当時に似ており、売れ方は橋幸夫か、細川たかしに似ているように感じられた。

で、次作「大井追っかけ音次郎」もよく売れたが、3作目「きよしのズンドコ節」で歌謡曲に方向転換、4作目の「星空の秋子」でマイナーチェンジし、そして5作目がこの曲(KIYOSHI名義のシングルや企画物を除く)。彼自身初の本格的演歌である。女性たちが「きよしー!」と叫ぶ場面が全くないこの曲、売れるかどうか半信半疑だったけど、いい意味で期待を裏切って、よく売れた。こんな本格的演歌でも、そしてこのCD不況の中でも、いい作品は売れるということを証明してくれた。
YTKも何度かカラオケで歌ったことがあるが、難しい。しかし氷川きよしと言えば、「ズンドコ節」が盛り上がるので、なかなかこの曲は歌えずじまいに終わる。
曲調は、三橋美智也の「古城」を3拍子にしたような感じであるので、特段目新しさはないが、しみじみと日本の情景が思われる名曲だ。

「白雲の城」 2003年2月19日発売 コロムビアミュージックエンタテインメント
歌詞&MIDI
試視聴

コメント

  80才近い母はきよし君(ファンはこう呼ぶ)の追っかけをしています。夫を亡くして病身ですが、年金(の一部)をつぎ込んでます。もう私は好きにやって!という気持ち。お陰でげんきですよ。

Posted by: atuko at 2004年07月01日 19:53

atukoさま
コメントありがとうございます。
そうですか。お母様は多分生き甲斐になさっているのでしょうねえ。
当然、7月7日発売の新曲「番場の忠太郎」もお買い上げになるのでしょうね。私はこの曲がターニングポイントになるかと見ています。
そこそこ売れれば、紅白のトリのお声もかかるかもしれませんね。

Posted by: YTK at 2004年07月01日 21:51


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